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2014年12月18日 三島(印華)

朝鮮半島から渡ってきた三島技法についてご紹介します。

花や線紋などの模様をかたどった印を用意し、まだ少し柔らかさが残る素地に押して模様を付けます。単調にならないように、印の大小や模様の組合せのセンスが重要な要素です。

多い時には、抹茶碗で500個ほどの印押しをして完成度を高めていく手間のかかる作業です。

 

     

 

その素地に化粧掛けをしてから拭き取ります。

すると印で押された凹みの部分に化粧土が残り、象嵌された模様となります。

 

この三島の技法を得意とする窯元が、京都には数多くあります。

素朴で味わい深いものから、上品で優美なものまで様々な特徴をもった三島手のやきものが日々生まれています。

 

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